これまで、持ち運び用途としてはMacBook Air(Late 2010)を使っていました。さすがにプリインストールがSnow Leopardだったころの7年ものとあってスペック不足を感じることも多く、新しいMacの導入が急務でした。
普段は楽譜制作にFinaleを使っているのですが、最新のmacOS Sierra(10.12)ではそもそも2014以降のバージョンしか対応しておらず、そのうえマイナーバージョン単位で動作する/しないがシビアに区切られてしまいます。
今回はMacBook Pro(13インチ、Early 2015)の整備済製品がたまたま出ていたので、それを購入することにしました。スペックとしてはメモリ8GB/ストレージ128GBのエントリーモデルなものの、データはクラウドでやりとりするのでこれでもまったく問題ありません。OfficeやFinale、Creative Cloudなどを一通りインストールしたあとの空き容量は80GBほど。拡張端子がたくさんある&MagSafeがついている最後のMacBook Proというのもポイントですね。整備済製品でもストアに並んだ時点で最新のmacOSがインストールされていますが、ハードウェア的には発売当初のOSから対応しているので、OS X Yosemite(10.10)をインストールすることにしました。Yosemite上でもFinale 2014以降しか対応していないのですが、こちらのほうが安定して動作する印象。
Retinaディスプレイ搭載のMacを導入するのは初めて。なかなか美しいです。(そもそもの購入動機は家人が買ったMacBook Pro 2016の画面に感動した、というのもありまして…)
今年リリースされるHigh SierraではPrintMusicなどの下位バージョンが切り捨てられるという公式の発表もありました。2014までのバージョンはレガシーのJava環境が必須(&最新版のFinale 25.3では64bitにネイティブ対応している)というのも事情としてはわかるのですが…。なにより、Sierraでも安定動作するFinale 2014.5の日本語版は出してほしかったなあ、と。ローカライズされる旨、アナウンスもあったのに!(あと25.3ではChaconneフォントが搭載されてない!)
いまだにメイン作業用のiMacはFinale 2011を動作させるため、OS X Mavericks(10.9)です。(できるだけのセキュリティ対策はしています)SNSをのぞいてみると、同業のみなさんも10.9や10.10で止めてる人が少なくないようで。しかし、とうとう先日リリースされた最新のiTunes 12.7はMavericksを動作対象外にしてしまいました。さてどうなる。