おとといの日曜日、BS-TBSで放送されている「日本名曲アルバム」の収録に立ち会ってきました。
日本の歌謡曲・ポップス・叙情歌などを合唱団による演奏でお届けするこの番組、数年前に明治大学グリークラブの収録でいくつか書いて以来、久しぶりにアレンジを書き下ろしました。今回はharmonia ensembleなどの指揮をされている福永一博さんにお声がけいただき、女声編成で1曲(何の曲かはまだ内緒で)。原曲のふわっとした唄い口に対し、ちょっとエッジを立てた感じの編曲を熱く、格好良く歌ってくださいました。放送などの日程が決まったらまたお知らせします。
夜は渋谷・伝承ホールにて行われた、アニメ「TARI TARI」の5周年を祝うイベント「白浜坂高校合唱同好会『TARI TARI』5周年記念スペシャル 〜観たり喋ったり、あとは時々歌ってみたり〜」へ。
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白浜坂高校合唱同好会「TARI TARI」5周年記念スペシャル
〜観たり喋ったり、あとは時々歌ってみたり〜主催:白浜坂高校合唱同好会
後援:tari tari project/東京都合唱連盟会場:
渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール#taritari— 白浜坂高校合唱同好会 (@shirako_chorus) September 7, 2017
「TARI TARI」は江ノ島・鎌倉を舞台に、同地にある架空の高校「白浜坂高校」の合唱部で織りなされる青春を描いたアニメです。P.A.WORKSの手掛けた作品としては「true tears」「花咲くいろは」に次ぐ青春もの。実はこのイベント、主催は公式ではなく「白浜坂高校合唱同好会」(略称:白高同好会)という、このアニメの挿入歌「心の旋律」を実際に合唱しよう!と集まった団体によるものです。同団体の主宰・指揮をなさっている三好草平さんは作中に登場する合唱シーンなどのコーディネートに関わっております。創立当初から私もアレンジや譜面作成などに携わってきました。(あと、ひっそりとP.A.WORKS作品主題歌の公式合唱アレンジなどもやっております)
今回は自主イベントながら公式の制作委員会による後援がつき、キャストからは高垣彩陽さん・瀬戸麻沙美さん、そして橋本昌和監督が登壇しての上映会&生コメンタリーや、AiRIさんによるミニライブなどが行われました。白浜坂高校同好会はオープニングアクトとして「白浜坂高校校歌」の混声四部合唱版(合唱パート編曲をしました)と、最後にオープニングテーマ「Dreamer」(編曲しました)、エンディングテーマ「潮風のハーモニー」(こちらは森山至貴さんの編曲)を歌い、会場は大いに盛り上がりました。クロージングには全員で「心の旋律」を合唱。同曲を作詞されたriyaさんも会場にいらっしゃっており、舞台に上がっていただいての演奏でした。
青春は「なにかになりたい」中で「だれかではない」ことに気づくまでの過程、だと思っているので、彩陽さんが言及していた役への理解、のくだりは「そうなんだよなー」と思いながら聞いてた。 #白高同好会 #taritari
— Tatsuya Tanaka(Composer) (@tsfactory) October 1, 2017
白浜坂高校合唱同好会「TARI TARI」5周年記念スペシャル
〜観たり喋ったり、あとは時々歌ってみたり〜
無事終演いたしました
ご協力いただいた製作委員会の皆様
ゲストの皆様
ご来場いただいた皆様
本当にありがとうございました#taritari pic.twitter.com/sxMGTe84MH— 白浜坂高校合唱同好会 (@shirako_chorus) October 1, 2017
最後にアドリブで高垣彩陽さんが「人がいるってー?」「いいねー!」のコール&レスポンス。
白高同好会の活動を通して、あるコンテンツを好きな人たちの点が集まって線になり、それが更に面になって層になる…という広がりを実感してきましたが、今回のイベントを通してまた違う方面からの広がりも感じることができて、嬉しいですね。