ここ半年、この演奏会に向けて仕込みを進めてきました。朝日作曲賞佳作をいただいた「夏の断崖」が初演されたのが2009年、これを作曲家デビューととらえると今年で10周年です。その節目の年に、いろいろな偶然と勢いと共感が重なって、このような演奏会を開催することになりました。オール田中達也作品による演奏会は初です。拙作の演奏・初演経験も豊富な2人の指揮者・ピアニストが様々な側面を引き出してくださり、練習中にもいろいろな発見があります。
委嘱初演作品として2組曲書きました(頑張りました…!)。全6曲・12分程度のチャーミングな女声合唱作品「わたしの水平線」(詩:高橋順子)と、混声合唱とピアノ連弾でシンフォニックな響きをつむぐ全3曲・20分にわたる作品「光のかたち」(詩:原田勇男)、音のキャラクターは好対照を見せながらもどちらも「いま」が詰まった作品になっています。
おかげさまで残席50程度だそうで、当日券を出せるかも状況次第…とのことです。チケットご用命のかたは 東京都合唱連盟チケットサービス 経由で発券するか、お近くの 合唱団わをん/アンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京 の団員までお問い合わせください。