夏から秋にかけて開催されるNコン(NHK全国学校音楽コンクール)、今年は審査員を拝命してたくさんの学校の熱演を聴いてきたのですが、シーズンの締めくくりとして、今度は全国コンクールの審査待ちタイムで行われるスペシャルステージ演奏曲の編曲を担当し、先日その様子が放送されました。
今年の高等学校の部、課題曲は音楽プロデューサーのつんくさんが作詞し、私の恩師でもある上田真樹先生が作曲された「ポジティブ太郎」。そのタイトルのユニークさも相まって、合唱ファンのみならず多くの方々の注目を集めることとなりました。スペシャルステージの演奏曲は、つんくさん繋がりということで名曲「LOVEマシーン」。合唱とピアノという編成でディスコ・サウンドの「ノリ」を出すべくいろいろ試行錯誤した結果、意外にもピアノパートはシンプルな形をとりつつ、ところどころのリズムにちょっとしたスパイスを効かせたものに落ち着きました。
当日はNHKホールへ本番を聴きに。照明の演出やちょっとした振り付けをはじめ、演奏にもパーカッションが入って会場は大いに盛り上がっていました(そしてその盛り上がっているところが放送でちょっとだけ見切れた私たち夫婦…)。Nコン85回の節目をいい形で飾れたでしょうか…
演奏に参加してくださった出場校のみなさん、指揮の松下耕さん、ピアノの斎木ユリさん、パーカッションの小林洋二郎さん、本当にありがとうございました!